三度の飯より六人の男たち

あるV6ファンの備忘録的な何か

この2年5か月を振り返って

2021年11月1日。
人生で1番来て欲しくなかった日、1番終わって欲しくなかった日。



大好きな大好きなV6が解散した。



11月1日の時点で私のファン歴はギリギリ2年半にならないし、6人を知るまでの約18年に推しと呼んでいた存在だっていた。26年の活動期間の2年、20年の人生のうちの2年なんて大したことじゃない。


それでもV6は私の全てだと思う。


初めて買ったCDはV6の It's my life/PINEAPPLEで、初めて入ったファンクラブはV6で、初めて行ったLIVEはV6groove。

初めての福井はV6groove、初めて知った自分と同じ誕生日の人はまぁくん、初めて泣いた推しはV6。

ここに書ききれないくらい、私のたくさんの初めては6人との思い出ばかりだ。


そしてV6と出会って6人を好きになってから考えも変わった。

前述の通りV6と出会うまでに推しと呼んでいる(呼んでいた)存在が何人かいるが、生身の人間じゃなかったり私の精神が今以上に子供だったりで相手の心情を深く知ろうともしなかった。

今振り返れば3月12日の発表…いや、11月1日以前も同じような感じだったのではとも思う。



11月1日。オーラスの配信が終わり、22時からV-landでWANDERERの配信。LIVEはもちろん、鏡はファンになった頃を思い出して涙が止まらなくなった。

https://twenty-second-years-and-days.hatenablog.com/entry/2021/11/15/113119?_ga=2.197467631.1578607621.1637602462-8462521.1636943158&s=09

上の記事にもあるが、V6を好きになった頃は高校生活によるストレスで精神的に不安定な状態が続く日常だった。


好きになってから少し経った頃の音楽の日でV6が歌ったHONEY BEAT。

V6/HONEY BEAT(YouTube Ver.)
https://youtu.be/dS38rjdUyuA

聞いたことのあるフレーズがテレビから聞こえる。そこから何度もHONEY BEATを再生して受験を乗り越えた。

V6の曲は自分が自分でいることを肯定してくれる歌詞が多い。学校でも家庭でも自分を主張すると、これでもかってくらいに叩きのめされた私が彼らにハマるのに時間はいらなかった。


私の味方は6人だけだ。こんなに真っ直ぐに君が好きと私に伝えてくれる人はV6が初めてだ。

鏡の歌詞を聞き映像を見ることで、1番つらかった頃にV6と出会って支えてくれたという事実を噛み締めて、WANDERERの配信後も暫く泣いていた。



11月2日。日付けが変わったと同時に三宅健のラヂオの放送。初めての生放送でドキドキしながら聴いていた。

三宅健のラヂオ2021年11月2日(2021年11月1日深夜)放送
https://www.bayfm.co.jp/program/miyake/program/2021/11/07/2021%e5%b9%b411%e6%9c%881%e6%97%a5%e3%81%ae%e3%83%a9%e3%83%82%e3%82%aa/

番組開始直後に健ちゃんがインスタ開設からのインライ。

三宅健公式Instagram
https://instagram.com/kenmiyake_j?utm_medium=copy_link

ラヂオの生放送中にしたインライ
https://www.instagram.com/tv/CVxRp6Chgbk/?utm_medium=copy_link

突然のことに動揺していたら長野くんと井ノ原くんが生放送に乱入。


えっ?

ええええええ!!!!!!


V6ついさっき解散したよね??????


解散してから20分後にメンバーの半分が集まっていて、しかもその瞬間をファンと共有するグループ(アイドルに限らずバンド等も含めて)他にいる??????

初めての解散だからどうすればいいかわからないってレベルじゃない。やっぱりV6はすごい。私はとんでもない人達を好きになった。

そんな3人のおかげで寂しさが少し和らいだ。




【注意】少し愚痴っぽくなるかも…(苦手な人は読み飛ばし推奨)

そしてまた健ちゃんがインライをしてくれた。

今度はV6のファン以外もたくさん視聴していた。

その分(と言っていいのだろうか…)、コメ欄には心ないコメントもいくつか見かけた。


“〇〇(後輩)もインスタやってるからコラボして欲しい”

“〇〇(別の後輩)ともコラボして!”


もちろん、その後輩達をどうこう言うつもりは毛頭ない。

ただ、11月2日を彼や彼のファンがどういう気持ちで過ごしているかを少しでいいから考えて欲しかった。

前述の通り解散から約20分後にメンバーの半分が生放送で集まっていたとはいえ、インライの時点でまだ解散から24時間が経過していない。それにちょうど24時間前は6人でLIVEをしていた頃だ。

彼のファンの中には、まだまだ余韻に浸っていたい人もいたかもしれない。


コメントの中でも特に彼が見ていたらと思うと悲しくなったものがある。

“白湯なんか”

ファン以外もインライを見ているとはわかっていても、グサッとくる言葉だった。


周りのV6ファンの人の中には、コメ欄が不快だから表示させなかったという人もいる。

もちろん、それも選択肢の1つであり正しい判断の1つである。ただ、それによって本当のファンのコメントが少なくなり余計に心ないコメントが目立ってしまい、健ちゃんが傷つくのは避けたい。




同じことを思った人がいたからか、インライ直後にTwitterのスペースで、緊急会議をフォロワーさんが開いてくださった。


心ないコメントがあってもフリック入力が得意な人達で脳直な感想を垂れ流しまくって、健ちゃんが目にしないようにしよう。

ただ、公式インスタのアカウントがあるグループと掛け持ちしてる方の話だと、全部のコメントが流れているわけでもないらしい。

それでも我々でやっていこう。


V6のファンは本当に頼もしい人ばっかりだ。だからヲタクしてて楽しい。





そう思う反面、健ちゃんを心配に思う気持ちは消えない。


・健ちゃんがファンのことを思いすぎて無理をしているのでは

・もし彼が「俺のファンはインスタライブを見てないんじゃないか」と思っていたら

推しとファンの距離感に対する考え方は人それぞれだし、彼がインスタを開設してくれたのはもちろん嬉しい。

でも健ちゃんが無理をしすぎているなら、手の届かない存在のままでいて欲しいと思ったりもする。

特に健ちゃんはV6への愛がすごい分、自分もつらい状況でファンに寄り添っているのではないか。


ずっとずっとこう考えている。健ちゃんの儚げな表情を見るだけで胸が締めつけられる。


時系列が前後するが、11月1日のにこ健もだ。

にこにこ健 その898 ☆鏡☆
https://www.johnnys-web.com/s/jwb/diary/detail/154542?ima=2147&cd=829
※有料のため見られない方もいます。

こんなに思ってくれている人から離れたくない。健ちゃんの手を離したくない。

6人だけを愛したい。いつしか私はそう思い始めた。




冒頭で少し話題にした、相手の心情を深く知ろうという行為。その行為をするくらい好きになった推しは健ちゃんが、V6が初めてだ。

そして、相手の心情を深く知ろうと思うくらいに私に寄り添ってくれた人もV6が初めてだ。



ここまで愛せた人、ここまで愛してくれた人と出会えたことは、私の人生で1番の誇りであり財産だ。



だからこの先も6人を愛したい。


まぁくんを

長野くんを

井ノ原くんを

ごぉくんを

健ちゃんを

准くんを

今までのように、いや、今まで以上に愛したい。


V6/ある日願いが叶ったんだ(YouTube Ver.)
https://youtu.be/irqaUBLQONU

この曲のように6人を愛して、この曲のように願い続けていたい。もちろん願い事は“いつかまた彼らに会えること”だ。

幸いマーダーでまぁくんには会えるし、陰陽師も当落発表待ちだが申し込んだ。4人にもまた会いたい。欲を言えば6人でいる6人に会いたい。あの世でも生まれ変わった後でもいい。

あの世で会えるなら雲の上でMUSIC FOR THE PEOPLEを踊って欲しい。間違いなくチケットは激戦になるだろうけど(笑)。






気持ちを整理し、時に色々な思いが込み上げて涙を流しながらこの記事を綴っていたら、2021年の11月19日を迎えていた。

准くんのお誕生日の翌日、私がV6を好きになって2年半の日。

あっという間だった。予想外だった。

たとえ彼らが約2年半後に解散すると知っていても、彼らが現在進行形で今後を話し合っていると聞いても、2019年5月19日の私はきっと迷うことなくV6を好きになったに違いない。公式サイトのDiscographyを調べたに違いない。


私がV6を好きになった理由の1つに「この人達なら好きになったことを後悔しないだろうと思ったから」という理由がある。


間違いない。大正解だった。


今生きている人のうち、一定数は何かしらの後悔があるだろう。私も20年の人生でたくさんの後悔がある。

でもV6のファンになったことを後悔したことは1度もない。むしろ好きになってよかったという気持ちばかりだ。


だからこそ、この先の人生で安易に他の誰かを好きになったり、推しにしたくない。

仮に新しい推しを探そうにも、V6と同等かそれ以上にファンを愛してくれる人が条件になるから、ハードルが高すぎて簡単に見つからない気がする。



私の場合は、このままV6沼を終の住処にして残りの人生を過ごすのが最適解なのかもしれない。

大好きな6人を想い、素敵なファンの人との交流を深める。実に素晴らしい人生だ。